- 健診で尿潜血陽性で見つかることがあります。
- 肉眼的血尿(尿が赤い)があるとき注意。特に痛みがない血尿。
- 膀胱癌の原因で一番多いのは喫煙。
症状
一般的な症状は無症候性肉眼的血尿(自覚症状がない血尿)と言われております。
時々、頻尿などで膀胱腫瘍がみつかることがあります。男性の場合は前立腺肥大症の頻尿などの症状が肥大症の薬を飲んでも治らない場合、女性の場合は膀胱炎がなかなか治らない場合は注意が必要です。
検査・診断
尿検査が必要ですが、そのうち尿細胞診(尿中の癌細胞の有無をチェック)が必要です。
超音波でも小さい膀胱腫瘍は見落とすことがありますので膀胱鏡(粘膜麻酔を行い、細い内視鏡を尿道から入れて膀胱内を観察)が必要です。
手術(近隣の施設にご紹介しております。)
1週間程度の入院し、腰椎麻酔(下半身麻酔)で行います。
膀胱腫瘍は診断と治療(切除・取り除く)を同時に行う経尿道的膀胱腫瘍切除術(TUR-Bt)をまず行います。その取り除いた組織を病理検査で悪性(癌)なのかを判断(悪性度)し、どれぐらい癌が深いところにあるのか(浸潤度)を診断します。
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