たんぱく尿について
タンパク尿とは尿中にタンパク質が漏れ出ている状態です。
一時的に尿タンパクを認める場合もありますが、持続的、もしくはくり返し認める場合は腎臓の病気が隠れている可能性があります。
タンパク尿のみの場合、自覚症状が出ないことが多く、放置しておくと高血圧の悪化、ひどい場合はむくみが起こります。
最近、テレビなどで排尿後に“尿が泡だつ”=“たんぱく尿”というのが放送されて、心配で来院される方がいらっしゃいます。
原因を調べるためには尿検査や腎臓の機能を調べる血液検査が行われます。
検査結果を確認したのち原因となっている疾患に対する治療が行われます。腎臓が十分に機能していれば、多くの場合むくみは利尿剤などで軽減できますが、腎臓が機能していない場合は最悪、透析が必要になることもあります。
まずは検査を。