院長のごあいさつ
大学病院との強力な結びつきを土台に、
より患者さまに密着した医療を提供する場として・・・
現在我が国で腎臓病のため透析治療を受けている患者さんの数は約31万人と言われ、年々増加の一途を辿ってます。末期腎不全に対する治療法としては、腎臓移植が理想的な治療法と考えられますが、手術件数の面では十分患者さんの要求を満たすことが出来ず、透析療法に頼らざるを得ないのが現状です
透析療法は患者さんの生活の質を向上させ、社会復帰を促進させるためにあると考えてます。ところで最近の傾向として10年、20年以上の長期透析患者、糖尿病患者、高齢患者の増加に伴い多くの合併症の併発が見られるようになってきています。
この現状を踏まえて、私ども昇陽会では腎臓病専門医療施設として診療レベルの向上を図るのは当然のこととして、さらに患者さんの立場に立ったより良い医療が提供できるようスタッフ一同、日々の努力を重ねてまいります。
院長 鈴木 太
昇陽会 理事長のごあいさつ
昇陽会グループは1992年に設立し、たくさんの透析患者様を維持透析をさせていただいております。透析40年以上の患者様で若くして導入されてから現在まで透析管理を当院で行っている方もおられます。当院では透析合併症の予防に力をいれており、現在オンラインHDFが完備しており、できる限り最新の透析、水の管理に関しては自信をもって提供させていただいております。当グループの3施設は同じ透析治療を受けていただけるようにしております。
クリニックとしてはシャント管理も積極的に行い、シャントエコーから治療まで完結に行っております。 シャントトラブルは早急な処置を必要としております。経皮的血管形成術(以下 PTA)、シャント作製・再建、グラフト移植などすべて日帰りで手術を行っております。特徴としては血管周囲に十分な麻酔で無痛に近い状態、100%エコーを用いたPTAを行っております。近隣のクリニックや総合病院から紹介患者様、東京都以外の透析患者様も、PTAをはじめ多くのシャント手術を行い満足していただいております。突然のシャント閉塞もできる限り皮膚を切らずに血栓を溶かしてPTAを行い、シャント血流再開をめざしております。
また当院では腎移植を前向きに患者様に登録をお願いしております。腎不全の治療は血液透析がすべてではありません。日本でも多く腎移植をしている東京女子医大にお願いをしております。
2014年12月に現施設に移転して、外来は内科一般も見ておりますが、腎臓内科、循環器内科、泌尿器科など専門性を重視しております。各専門医の医師が対応いたしますので安心して相談ができます。
2018年10月より新たなスタッフを迎え、看護師(透析・外来・手術)、超音波検査士、臨床工学士、医療事務、看護助手が協力し合って当グループを構築しております。
昇陽会 理事長 鈴木 敦
病院概要
病院名 | 阿佐谷すずき診療所 |
---|---|
院 長 | 鈴木 太(すずき ふとし) |
開 院 | 平成4年4月 |
所在地 | 〒166-0004 東京都杉並区阿佐谷南1-9-2 GOOD 2階・3階 |
TEL | 03-5377-1512 |
FAX | 03-5377-4968 |
shoyohkai@medical.email.ne.jp | |
診療内容 | 人工透析科・泌尿器科・内科・腎臓内科・循環器内科・放射線科・ シャント(バスキュラーアクセス)外来 |
診療日 | 月曜日~土曜日 |
休診日 | 日曜日 |
ベッド数 | 50床 |
透析設備 | 全台オンラインHDF対応の専用装置を50台(多人数用45台、個人用5台)設置しており、血液透析(HD)やオンラインHDFの他、処方透析・β2-MG吸着(リクセル)などの様々な透析療法に対応できます。また透析室内は最新の空調システムを採用し、個々に液晶テレビ付きの電動ベッドを配置しておりますので、くつろいで透析を受けていただけます。 その他、突然のシャント不全などにも迅速に対応できる手術室や、感染症、合併症の早期発見、対応するためのデジタルX線画像診断装置、超音波診断装置、電子内視鏡装置など最新医療設備を整えております。 |