当院では苦痛なくできる経鼻内視鏡検査をおこなっております。
経口の内視鏡が太さは直径約10mmなのに対して、当院にある内視鏡は太さ(経鼻)5.9mm。
細くてしなやかなスコープなので小回りが利いて狭い空間でもスムーズに反転して観察することができますので、従来の太い内視鏡では見づらかった場所の病変を見つけやすくなりました。
ただし、鼻からの挿入が難しい場合は、口から検査を行う場合があります。
胃カメラ(経鼻胃カメラ)
広視野角、高画質、大画面表示、ストレスの少ない検査を目指して、従来の口から入れる胃カメラの太さと違い、最新の経鼻内視鏡専用(FUJIFILM EG-580NW2 電子内視鏡)の細いものを当院では使用しております。検査中も医師との会話が出来ますので気になったことをその場で確認できるので、安心して検査を受けられます。
鼻から入れる胃の内視鏡検査は「つらくない」と多くの方々から喜ばれており、経験された方のうち9割以上が「次回も鼻から」の検査を希望されています。胃カメラが苦手な方、胃の調子が気になる方はぜひご相談下さい。
特徴1吐き気が少ない検査です。
『オエッ』となりそうな経験をしたことがあると思いますが、その反射を咽頭反射(いんとうはんしゃ)といいます。
特徴2検査中に話ができます。
口から内視鏡を入れると、口がふさがってしまうために検査中は話ができません。
しかし、鼻から入れる場合は口を自由に動かせますので、検査をしている医師と
「痛くありませんか?」「はい、大丈夫です」
というような会話ができます。
気になったことをその場で確認できるので、安心して検査を受けられます。
特徴3検査中に話ができます。
鼻からの内視鏡は鼻腔(びくう)へスプレーをして出血を予防し、ゼリー状の液体を流し込んで局部麻酔を行いますが、鼻の中に注射するようなことはありません。
麻酔に用いる薬が少量であるため、体への負担も少なく、検査終了後30〜60分で水を飲んだり食事をしたり、車を運転することもできます。